『 なぁに?(゚▽゚*) 』
『 なぁに?(゚∇(゚∇゚*)』
『 なに?なに?(゚∇(゚∇(゚∇(゚∇(゚∇(゚∇(゚∇゚*) 』
再三 問い詰めましたが
結局 緑さんは肝心な事を 話してはくれませんでした。
『 なんだっ。 』
『 話しがあるって言ってたのに
( ̄ω ̄=)ノ。。oO("o(―ω―#) 変なのっ。 』
鈍い私は 緑さんの気持ちを 汲む事ができませんでした。
…もしこの時 彼の言葉が聞けていたら
この日が 私達の大切な日となるはずでした。
ちょっと心残りです。 あまりにも幼稚な私でした。
これ以降 そんな仕事外での食事やお酒が 数回ありました。
もちろん 終電に間にあう迄の お時間でですw
( 外で体の関係や金銭が 間に入る事は ありませんでした。 )
出会いから1ヶ月後…
緑さんは 私を週一のペースで ご指名して下さる
そんな関係になっていました。
もちろん 姫には内緒でした。
そんな関係になっても私は
『 緑さんは ナンバーワン姫のお客様なのだから 大切にしなければならない。 』
そんな気持ちを 持ち続けていました。
けれど 緑さんと一緒にいられる事は
とても嬉しくて 楽しくて そんな気持ちがある事も事実でした。
そんな時 こんな事がありました…
緑さんと 一緒にお風呂に入っていた時です。
( 今は 恥ずかしくて 滅多な事では一緒に入りません(〃⌒ー⌒〃)ゞ エヘヘ )
私の本名の話しになりました。
本名を言う事は とても照れ臭くって
濁していました。
私の名前は 私の時代にしては 変わっている名前でした。
絶対 当たらない自信があった私は
ヒントを 一つだけ出しました。 『 名前の文字数は…。 』
数秒考えた緑さんが
出した答えは
見事 当たりました。
(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ- 凄くびっくりしました。
当てた緑さんも 一発で当たるなんて 拍子抜けしていましたっけw
『 絶対 私の 私物見たんだこの人。 』 私は思いっきり疑いました。
(o〃>ω<)oミ(o〃_ _)oゴメンナサイ
けれど彼曰わく
その時 頭の中に 何故か その名前がふっと浮かんだのだそうです。
事実 次に会った時
緑さんは 私の名前を忘れていました{( ̄■ ̄; そ、そんなアホな~
いきなり名前を当てられた事に 衝撃を受け 感動していた私は
緑さんが 私の名前を 一文字すら 覚えていなかった事に
かなり すねました。(((メ ̄  ̄)o" フンッ!
そこには ただただひたすら謝る 緑さんがいました。マイッタネコリャ、、(*;^-^)ゞ
こんな 不思議な事も あるものなのですね。
出会いから1ヶ月半後…
緑さんから 店外のお誘いがありました。
それは 一泊旅行のお話しでした。
店外?お泊まり?
あのお客様の シチュエーションに似ていませんかw
緑さん あのお泊まり事件に 物凄くメラメラ
していました。
『 ふ~ん 7万円で一泊買えるのかぁ~ いいなぁ~
それなら10万円で 旅行連れてくなんてもの 楽しそうだよね~。 』
って
事ある毎に 私に言ってきていたんです。
( きっと 彼は覚えていないと思いますw )
その恨みを晴らすかのように
それを実行したんです。
私は
なんていうのか
その真意は分からず 気軽な気持ちで 緑さんとの旅行に出かけました。
( 金銭は一切発生していません。 )
…この旅行の時 朝 お迎えに来てくれた緑さんをみて
不思議な感覚がした事を覚えています。
そして緊張から 心臓が物凄く ドキドキしていました。
けれど 一泊旅行に行くような事をしても
緑さんに 打ち解けられない私が まだいました。
この時の事は 今でも彼に言われます。
『 どうせ 私(緑サン)は お客さんですから。 』 って
( 私が仕事として 旅行に同行したという意味です。 )
そこまで 私の気持ちが解けない その理由は…
風俗という場所にいる 男性にも女性にも 偏見があったからです。
そして 出会い系で培われてしまった
ヤれりゃーいい的な 男性心理。
男性は 皆 そうだと思っていました。
そして 風俗という低俗な仕事をしている私に 愛が向けられる訳がない。
そんな事から 私の気持ちは 頑なに なっていました。
( ※今現在低俗な仕事などという事は思っていません。 )
それでも緑さんは 私の事を見守り続け
どんな時も微笑み 暖かな光を注ぎ続けてくれました。
頑な私の心。
そんな がんじからめ ダマになっていた私の心を 解く出来事が
ある日 私に起こりました。
それは とても小さな出来事でした。
明日になったら 記憶から消えてしまって当たり前
そんな ちょっとした出来事でした。
けれど 私にとっては大きな事
でした…
続く(^_-)-☆
ここで ナンバーワン姫と 緑さんの関係を 少しだけ…
私が聞いた事で 今でも心に残っている事は…
彼と私が あと少し出会う事が遅かったら
彼と姫は
今の私達のような関係に なっていただろうという事です。
これは彼の言葉として聞きました。
事実 姫との関係を終わりにした後も
彼の元へは 何度も 姫から電話やメールが来ました。
メールは 緑君は 私にとって お客様以上の存在。
私は あなたに支えられていました。
そんな内容でした。
姫は やはり私のように
右も左も分からなかった新人の頃( 入店してすぐ ) 緑さんと出会いました。
素股や薬品の使い方など 何も分からなかった
全くの新人状態の姫に 彼が色々な事を手ほどきしたそうです。
姫の努力 緑さんの手助け そんななか姫は
不動のナンバーワンに成長してゆきました。
こう振り返ると 彼は 新人キラーなのかもしれませんw