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嬢になったきっかけ…7
2007-09-20 Thu 03:19
消費者金融への返済日は 日に日に迫り

どうすれば良いのか…
私の中で 思いつく事は 全てした そんな状態でした。



おまとめローン 借り換えのチャンス レデースローン 即日ご融資…
そんな文字が目に入る度に 飛びついていました。
風俗雑誌の広告などにも そんな言葉は 踊っていました。

あ~ こんなにも返済が楽になるのか…
電話してみようか…

何度も思いました。


けれど
そういう類のものは 良くないという事は 私でも 知っていました。
紹介料をとられて終わりとか
いわゆる トイチ(十日で一割の利息)とか…


どう返済してゆけばよいのか 何か方法はないのか
きっとなにかあるはず なんとか返済しよう
多重債務者の 返済経験談がないだろうか?
そう思い 多重債務 という キーワードで
検索をしてみました。

色々なものが出てきました。

多重債務者の集まり。
多重債務者向けの相談窓口。
…これは中には 借り換え窓口を紹介して終わり そんな所もあると聞いていました。
弁護士事務所の窓口。
司法書士事務所の窓口。

弁護士さんも司法書士さんも 相談無料という所もありましたが
離れている所ばかりで 交通費の工面ができないという事もあり
無理かな… と 諦めました。
それに 相談無料とは なっていますが
その先は やっぱり有料で 私の中では あきらめ状態でした。

各地方自治他にも 無料の法律相談窓口があるようですが
私が確認した時は 相談日は数週間先で 返済日が迫っていた私は
間にあいませんでした。

そんな中 一軒の弁護士事務所の ホームページに目がとまりました。
金銭的に困っている場合 弁護士さん費用を手助けしてくれる団体がある
と 書いてありました。

弁護士さんのホームページに載っているのだから 信用できる。 

私は そこを たどってゆきました。


行き着いた所は 
法律扶助協会 という団体でした。
(現在は 日本司法支援センター という団体になっています。)

法律扶助協会のホームページには こんな言葉が書かれていました。


弁護士を頼むお金がない場合でもあきらめないでください。

法律扶助協会にご相談ください。
法律扶助協会は、法律問題を抱えながら、
経済的理由のために解決できない方のために、
裁判費用の立て替えと弁護士の斡旋などの代理援助・書類作成援助、
法律相談援助を行っています。法律扶助協会は各都道府県にあります。



という言葉でした。


これしかないと 私は思いました。

とてもドキドキしながら その電話番号を押しました。
落ち着いた柔らかな女性の声が 電話口から聞こえてきました。



この電話の後 私は安心感のようなものに包まれ 涙が出てしまいました。


手続きした事などは 記憶があやふやですが
扶助協会の事務所に 何度か足を運んだ事を覚えています。

審査完了後 法律事務所を紹介され
生まれて初めて 弁護士事務所という とても高い敷居をまたぐ事となりました…
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嬢になったきっかけ…6
2007-09-14 Fri 00:03
二千円。

二千円という全財産。


こうなったら 気持ちが固まるというか…



あんなに 毛嫌い?していた職種でしたが
日払いでお金を貰えるという事が 
私の気持ちを決めさせたのかもしれません。


この仕事に就く事を ためらっていた時
メル友の1人に相談しました。
(本当にメル友という存在で 会った事もない人でした。)
その人には 援交をしている事も 家の事も話していました。

「 風俗やろうと思っているんだ。 」

「 お前に出来るの? 」

「 だって 日払いで貰えて お金がいい仕事 これしか無いんだもん。 」

「 そうだろうけど もう一回考えてみたら。 」

「 考えたし 探したょ… 」

「 そうか…
  お前 今だって同じような事しているからな♪ 」

「 ほへ? 」

「 年寄りに金貰って抱かれてるでしょ。 」

文字にすると 冷たい言葉を言われたような感じになりますが
私は この言葉に背中を押されました。
感動的な言葉では ないけれど

ポンっと。大丈夫だからって 言われたような気がしました。


そして意を決して 私はこの道へ進む事となりました。
その初日の事は こちら その2 辺りから お読み下さい。

この仕事を始めた時に 援交状態の方々とは お別れをしました。

こういう仕事に就く事。
病気をうつしたくないから もう会いませんという事。

私と 援交という感覚で 寝ていた訳ではなかった彼等は 
皆 びっくりして 心配してくれました。
いけない事していた私です…



とにかく働きました。
右も左も分からない世界。お休みは週一度。一日十二時間働きました。

そんな生活の中 彼と出会い 彼の優しさに支えられ この仕事を続けていました。
彼との出会いは こちらで。


そうして働き 仕事を始めて半年後… 
大きな事件が起こりました。(この事件のお話は まだ途中になっています。)

仕事を辞めなければならない状態になりました。
体調も良くなく
不正出血を繰り返していました。
不正出血の原因を調べる為におこなった検査の結果も 細胞異常。
あまり良くはないレベル。このまま進めば 癌になるという結果でした。
…この細胞異常は 良くなる事もあり 本当の癌ではないです。



この時 私の月の借入金の返済額は 15万円。

又先が見えなくなってしまい 途方に暮れた私でした…
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嬢になったきっかけ…5
2007-09-13 Thu 00:26
閉鎖といっても 近くに新店舗を新たにオープンさせるという
展開でした…。

なので 今いる従業員は 皆 その店舗へ行くという事になっていました。



というのは 噂で…

噂は噂だけで 本当の所は 選ばれた人だけが
新店舗へと 移ってゆきました。

十数年勤めた仕事でしたが
最後の幕引きは とても呆気なく 終わりました。


最後のお客様を お見送りし 静かに閉まったシャッター
あの時の 光景は 今でも心の中にあります。

掃除をした最後の日…
何も無くなった店舗は ガラーンとして 大きな空っぽの箱のように見えました。

ケチをつけながらしていた仕事でしたが やっぱり涙が出ました。


しばらくは 空き店舗になっていましたが
今では 大きなおもちゃ箱のような お店になって 
暗い夜でも 明るい光を放って 沢山のお客さんを迎え入れています。

新しく命を与えられたこの店を見る度に 私も頑張ろうと いつも思います。



… 

そして この仕事を辞めた後 雇用保険をしばらく貰っていました。
(夜の仕事は 一年半働いた事は覚えていますが
 雇用保険を貰っているという事は 辞めているのですよね
 …辞めた時期の記憶が はっきりしません。
 出会い系での 援交状態は 続けていました。)

雇用保険を貰っている間に
なんとか仕事をみつけようと
無料の求人雑誌を 何冊も貰ってきては 仕事を探していました。

その中の 一冊が 風俗オンリーの求人雑誌でした。
私は 風俗専門の求人雑誌がある事も知らなかったので
何気に中身を見た時には とてもビックリしました。

ゲッ!こんな求人誌持ってきちゃった 恥ずかしっ!
こんな 求人誌が 普通に置かれていていいの?
子供に良く無いじゃん!

なんて感じで とても真面目?な 私でしたw


その求人関連は 毛頭眼中に無かったので
パラパラとめくり ゴミ箱へと投げていました。


けれど
この時の 破格なお給料の金額だけは
私の頭の片隅に 残っていました…


毎週 毎週 無料の求人誌がでる曜日に
置いてあるお店に向かう事が 私の仕事になっていましたw

そして その度に 風俗求人誌も目に入ってきましたが
持ち帰る事は 意識して していませんでした。


けれど ある日
私は その風俗求人誌だけを 手に持ち
家に帰っていました…。


この月で 雇用保険も終わる事になっていました。
そして 我が家の全財産は
お財布の中にある 現金二千円だけになっていました…
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嬢になったきっかけ…4
2007-09-12 Wed 00:00
話し相手がいる。私の話を聞いてくれる人がいる。
出会い系は 私の寂しさを和らげてくれました。
(和らげてくれているという 錯覚に酔っていました。)
出会い系の世界に 私は はまってゆきました。

言葉を巧みに操る彼等
彼等は会う事を求めてきました。
けれど 会うという事迄には 足を踏み入れる事は できませんでした。
どんなにウブでも
やりたい気満々の男性の臭いは 分かるもので
そうなる事だけは やっぱり 避けていました。

そんな選り好みをしても 男性からのメールは 溢れるほどで
(女性が少なく 女性という事だけでとても多くのアクセス数がありました。)
俗に言う メル友という存在の人が 十数人できました。
メル友は 私にとって 実在の友達より 大きな存在になっていました。
そんな 友達以上の感覚になってしまった存在の人には 心を開けてしまうのか
そのうちの1人と食事をする約束をしました。


食事の後 ドライブをしました。
男性の運転する車の助手席に乗る という事も 
とてもドキドキしていました。

会話も普通に… Hな話をするという事もなく
時間は進んで行きました。


いきなり 本当にいきなり
車が路肩に止まりました。
そして 助手席のシートが倒され
キスをされ 私の下半身に手が伸びてきて…

…ちゃんと かなり 抵抗しましたょw

ドライブをするはずの車は Uターンをして HOTELへ…

この日私は 旦那以外の男性を知る事になりました…。


この事から 箍が外された私は
色々な男性と 会うようになってゆきました。
そして この出会いは 最終的には 
生活を支える手段へと 変わってゆきました。

と言っても 
体と引き換えに お金をもらうという事をする事は 出来なかったので
年上の男性が 自分から 私にお小遣いをくれるという
そんな状態でした。
けれど 私には とても大きな 大切なお金で
そのお金と 働いたお給料で 生活をしのいでゆく事ができました。 

そんな事が 数ヶ月続き…


一番の収入源 昼間の仕事先が 閉鎖になる事になりました…
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嬢になったきっかけ…3
2007-09-10 Mon 22:50
夜働ける事 嬉しかったです。
これで生活に 少し 余裕が出ると思いました。
けれど その頃の私は 21時就寝が身についていてw
慣れるまで 時間がかかりました。

夜の仕事は 喫茶店のホール。
世間で言われている 水商売という仕事をする事も
まだまだ できないでいた私でした。

そうして 昼と夜働くようになり
収入は二十万円になりました。

けれど この時 月の返済額は 十万円以上になっていたと思います。
食費を捻出できなく
食料品をカードで買うという状態でした…。

借金は 悪循環で 増える一方でした。


消費者金融への返済は 返しては借り
他の消費者金融への返済に充てる
月末の返済日には 金融会社の梯子をしていました。


これではいけないと
金利の少しでも安い所から 借り換えをしてみたりもしました。
それは 焼け石に水。
銀行にも 借り換えの相談にも行きましたが
保証人が必要との事…
保証人をお願い出来る身内はいないので これも無理でした。
とにかく 自分の出来る事は し尽くしました。


そんな時 携帯電話を持たなければならなくなり
携帯電話を 初めて持つ事になりました…

その携帯の世界から
私は 出会い系を知る事になりました…
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嬢になったきっかけ…2
2007-09-09 Sun 21:57
七万円の借り入れ… 月々の返済は… 数千円だったと 記憶しています。

私は出産後 三ヶ月から 働き始めました。
旦那は まだ 宙ぶらりんの状態。
職安に行くと言って 私から 電車代を受け取り
その小銭は 職安にではなく アルコール代に変わっていました。

その時の収入は 月八万円程。
子供のミルク代 家賃 光熱費 食費 借入金の返済…
初めは やりくりできていました。
一日の食費は 三百円という時期もありました。
週に二回は カレーw
カレーは一度作ると 2日半位は食べますので
それで かなり 助かっていましたw

そんな生活が 数年…。

旦那は その間 仕事をしては 辞めての繰り返し…
そして 勤める先々で 金銭に関する事で
騒ぎを 必ず おこしていました。
その返済の為に 又 消費者金融から 借金。

あっという間に 返済は追いつかなくなりました。
返済方法は いつの間にか 
借りては返すの 自転車操業状態になっていました。

私は 仕事の時間を延ばしてもらい
収入は 月十二万円に。


子供も 保育園に通わなくてはならなくなり
その保育料が 一番多い時で 八万円。(公立)
役所に相談しても その保育料は変わらなく
消費者金融からの借り入れは 増えるばかりでした。

そして私は あいている時間帯の夜 働く事にしました…
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嬢になったきっかけ
2007-09-08 Sat 22:08
立替金返済完済のお知らせ

貴殿の援助事件の立替金につきましては
完済となりましたので ご通知申し上げます。
貴殿より返還された立替金は
今後法律扶助制度を利用する人々のため
有効に利用されることとなります。

 
 
私の人生の中での大きな出来事
自己破産 が 完結しました。
 

私が 自己破産を考えるきっかけとなったのは
弁護士さんに 借金の返済方法を 相談した事がきっかけでした。

 
初めてお金を借りたのは
いつだったのかな…十数年前の事でした。
消費者金融と言われている 業者さんからでした。


私は 妊娠していました。
そんな時期 旦那が仕事を辞めました。
私は働く事も出来なく
家計がどうにもならなくなり
最後の手段 お金を借りる事を考え…

お金を借りられる所は
消費者金融しかないと思っていました。

…色々な意味で若かった私でした。

この事は後々 銀行の方に怒られました。
「 こう言ったら変かもしれないけれど
  どうしてうちで借りなかったの
  消費者金融なんか行っちゃ駄目だよ。 」 と言われました。

私は 銀行 という所は敷居が高く
滅多な事では お金は借りられない所と思っていました。


初めての借金 初めての消費者金融 借りたお金は 7万円。

この7万円から
私の人生が 変わり始まる事と なりました。

 


ちょっと疲れてるのか
珍しく眠くなったきました…

続きは又…ヘ(*^0^*)ノ おやすみなさい。 ボー(* ̄_ ̄)オヤスミ-(o*_ _)o~゚バタ
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